生きてます。

今日は文献をさがしに府立図書館へ。でも私どうしてもああいうところって落ち着かなくって、必要最低限のものだけ確保して、それでも行ったのが遅かったものだから、ちょうど閉館時間に外に出る。夕日に向かって、川端までもどって高瀬川を南に下って行くと、そめいよしのの代わりに八重桜が幅を利かせている、どうしてもおなかが空いていて、カフェで一服と思うのだが、なかなかいい店が見つからなくて、結局寺町まで来てしまう、でもそこでお気に入りの珈琲屋を見つけたから満足!研究にあんまり関係ない本を読みふけってしまい、自己嫌悪。。。あーばんりさーちとか、ふじーだいまるとか、じゅんくさんに立ち寄りながら、ぷらぷらカエル。帰って仕事…。そんな一日でした。今年一杯は、本当にひたすら、自分とたたかっていかなくちゃあいけない…。暗中模索っていう言葉がふさわしすぎる状況、夏が来るまでになんとかしなきゃ、な。。。

シアターねるね vol.9


【シアターねるね vol.9】
映画とりたくなる映画たち。
ミッドナイトならロードムービーやろ!!


普段なかなか見る機会のない巨匠の映画や実験映像を上映してみる「シアターね
るね」。
第9回(最終回?)はロードムービー特集です。「クライマックスのない映画」と
して80年代に花開いた映画手法。その開祖の一人、ジム・ジャームッシュのデビュー
作、麩屋町映画タウン追悼、原点回帰のATG映画、そして我らが?大芸(大阪芸大
が生んだ「ジャパニーズ ジム・ジャームッシュ山下敦弘監督の出世作をお届
けします。


日時:2009年2月27日(金) 22:00〜翌朝5:00

場所:基礎工学部棟D棟 1F ラウンジ

参加費:無料! 途中参加・途中退出OK ゆるゆるやってます!


上映作品:


● 22:15〜23:30
「パーマネント バケーション」(1980)
監督:ジム・ジャームッシュ:Jim Jarmusch
脚本:ジム・ジャームッシュ
配給:フランス映画社


● 24:00〜2:23
「あらかじめ失われた恋人たちよ」(1971)
監督:田原総一郎清水邦夫
脚本:清水邦夫田原総一郎
出演:石橋蓮司桃井かおりカルメンマキ、蜷川幸雄


● 3:00〜4:23
リアリズムの宿」(2003)
監督:山下敦弘(やましたのぶひろ)
出演:山本浩司,長塚圭史 尾野真千子
脚本:向井康介(原作:つげ義春
配給:Bitters End

知デリ


============================
CSCDpresents知デリin アップルストア
〜アート&テクノロジー:知術研究プロジェクト〜
============================


「かたちの不思議世界〜構造の機能と美しさ〜」


たんぱく質構造や黄金比など、自然のなかには様々な「かたち」があります。それらは機能的で、しかも美しさをも兼ね備えているように見えます。なぜそのような多様な「かたち」が生まれるのでしょうか?アートとサイエンス、それぞれの分野で構造を扱う2人のゲストを招き、自然の神秘に迫るトークプログラム!


日 時:2009年3月1日(日)16:00-18:00
ゲスト:後藤祐児(大阪大学蛋白質研究所教授)
    日詰明男(造形作家)
場 所:アップルストア心斎橋2Fシアター
大阪市中央区西心斎橋1-5-5アーバンBLD心斎橋
TEL:06-4963-4500
大阪市営地下鉄 「心斎橋」 下車、御堂筋周防町交差点の角
http://www.apple.com/jp/retail/shinsaibashi/map/
定 員:50名(入場無料/当日先着順/立見含む)


ゲストプロフィール:
後藤祐児(ごとうゆうじ) 大阪大学蛋白質研究所教授
1973年大阪大学理学部生物学科入学、1982年同大学院理学研究科生物化学専攻修了、理学博士。徳島大学医学部附属酵素研究施設、助手、大阪大学理学部生物学科、助手、助教授を経て、1998年より、蛋白質研究所、教授。この間、1986年より2年間米国カリフォルニア大学、博士研究員。学生の頃から蛋白質のフォールディング(折り紙)研究を行い、最近では「アミロイド」と呼ばれる蛋白質の異常構造に興味をもって研究を進めている。心ときめく体験のできることが研究の喜び。そのためには努力と集中が必要だと考えている。


日詰明男(ひづめあきお) 造形作家
1960年長野県生まれ。京都工芸繊維大学建築学科卒業。黄金比に代表される無理数の自己相似構造を幾何学的に考察し、造形や音楽で表現する仕事を一貫して続けている。人は建築や音楽を通して自由の幾何学を身体的に学ぶという確信のもとに、かつて哲学者によって予言された「リゾーム」を具体的かつ一般的に考察するものである。主な作品は、「民主主義的階段」(秩父、U.S.A.、ニュージーランド)、「黄金比の茶室」(長岡京コスタリカ、U.S.A.)など。著書に「生命と建築」(1990)、「音楽の建築」(2006)がある。


============================


「大人が夢中になる科学〜学びと遊びの共鳴〜」


子どものころ、「アリのかんさつセット」など、科学雑誌の付録に心を躍らせた方も多いかと思います。そんな「科学への憧れ」を呼び覚ましてくれる雑誌『大人の科学マガジン』が今、注目を集めています。大人も子どもも夢中になれる「科学」とはどんなものか? 雑誌編集、付録開発の工夫や苦労などを伺います。
テルミン演奏あります!


日 時:2009年3月22日(日)14:30-16:30
ゲスト:西脇秀樹(大人の科学マガジン編集長)
    菊池誠大阪大学サイバーメディアセンター教授)
場 所:東京都中央区銀座3-5-12サヱグサビル本館
TEL:03-5159-8200
東京メトロ銀座駅」 下車、A13出口 中央通り松屋向かい
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/map/
定 員:80名(入場無料/当日先着順)


ゲストプロフィール:
西脇秀樹(にしわきひでき) 大人の科学マガジン編集長
株式会社学習研究社大人の科学マガジン』編集長。1992年の入社以来、学年別科学教材『1〜6年の科学』の企画・編集に携わる。2003年、大人でも楽しめる本格的な組み立てキット付き科学雑誌大人の科学マガジン』の立ち上げと同時に同編集部へ異動。2007年より現職。


菊池 誠(きくちまこと) 大阪大学サイバーメディアセンター教授
専門は統計物理学。テルミン奏者としても「and_more..」というユニットでライブ活動を行っている。ニセ科学問題でも専門家としての積極的な発言を続けており、著書に『信じぬ者は救われる』(香山リカと共著)がある。また、SFの翻訳なども手がける。


大人の科学マガジンとは
学研が発行する科学雑誌。これまで、電子楽器(テルミンmini)や、プラネタリウム反射望遠鏡や紙フィルム映写機など、毎号に趣向を凝らした制作キットが付録として添えられている。詳しくは、http://otonanokagaku.net/ をご参照のこと。


============================


「知デリ」とは、大学と社会が連携して「知術」を人々に還元(デリバリー)するトークプログラムで
す。
科学技術・哲学・アートなど多分野の専門家で構成される大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)では、"コミュニケーションデザイン"という未知なる主題の実践的研究のために、「知術」というテーマを掲げ、その定義・意味や有用性について考察する「知術研究プロジェクト」を始動しました。このプロジェクトでは、さまざまな領域で活躍される方々と対話の機会を設け、各々の専門分野における「知識」や「技術」を参加者の方々と横断・交換することを通して、新しい発想の創出やアイデアの実現に繋げることを目指しています。



主  催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)

共  催:アップルストア銀座 アップルストア心斎橋

企画制作:CSCDワーキングメンバー(小林傳司 木ノ下智恵子 久保田テツ 仲谷美江)
知デリ学生スタッフ(石田峰洋 石井恵理 開地祐子 坂根遼 鋤納有実子 鈴木竜太 中津嘉隆 橋本亮 松本ひとみ)

制作協力:NPO recip[地域文化に関する情報とプロジェクト]


問合わせ:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
       TEL:06-6816-9494 FAX:06-6875-9800
       http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
※ 2月中旬から事務所が移転しますので、下記にお問合せ下さい。
  大阪大学豊中キャンパス)代表06-6850-6111


============================

試問おわった

おわたーーーーーー!!!!
なんか、、自分でも荒削りな議論で、言葉遣いとかひどいことがわかっていたので、「これはどういう意味なんだ?!」とか、「もっと厳密な議論をしろ!」とか、言われると思って覚悟していったら、
実際は全然そんなことはなくて、いったん私のやったことを認めてくれた上で、今後の展開を真剣にアドバイスしてくださった。対象に真摯に向き合っているし、今後の広がりもあるテーマだから、このままガンバってというようなことも、言っていただいた。
うーー、うれしいよ〜。この半年くらい自分なりに格闘して、考えたことをやっと認めてもらえたんやなって思って、試問中何度か泣きそうになってもた。。
これまでもそしてこれからも問題児ですが、なんとか頑張ってみようと思っています。。
ていうか次から見てもらう先生が、相変わらず好きすぎる。w
来年からはちゃんと大学に行こう。w

うわわぁ

なんか怒濤のままに一ヶ月がすぎてしまった。なにをしてたんだろう…
ちょうど卒論おわって復帰したころから、それまで停滞していた企画が急激に動き出し^^;、あと名村の手伝いとかしているうちにアシスタントが始まったりして、なんだかんだで。このまえまで10日間くらいは2日に1日しか寝てなかったし…来週もそうなりそう。だめだ、こんなことでは。。。明日口頭試問なので、久しぶりに自分の論文と対峙…先輩のアドバイスをふまえて見返してみたら、ヒドすぎる文章で読むのがつらい。明日はボッコボコにされるんだろうなあ…
2月は企画とアシスタントで全日うまってるが、3月は3〜4つほどプチ旅行の予定があるだけなので、ここぞとばかりに勉強とバイトをしてやる。
気合い入れて旅行する気分になれないのでスウェーデン行きはやめました。また来年くらいに〜

おはこ市

解放されて一週間、遊ぶか企画かしかしておりません^^; そろそろ、また試問にむけて現実を直視しないと…
今日は石橋商店街のお祭り「おはこ市」を手伝わせてもらいました。やっぱ石橋は素敵だ!!石橋の方々と学生で一緒に何かやろう!というサークルが立ち上がるらしく、私も居させてもらうつもりです。アートを持ち込みたいというよりかは、思うに石橋には既にアートがある。ココ周辺に感じる魅力に通じるものを、石橋にも感じる。でもそれがなんなのかうまく説明できなくて、石橋をもっとしりたいと思っています。その上で自分にできることがなにかあるのか考えたい。
他にも課題があり、大きくは3つ。コミュニティアートそのものに関してと、美術制度との関わりについてと、多領域との関わりについて。順番に、詳しく述べると…
・ コミュニティアートにおける「アート」の独特の性質をより詳細に把握した上で(卒論掘り下げ)、「アート」の立場で評価の尺度を考えること。
・美術制度にもっと入り込み、しること。つまりコミュニティアートは美術の制度から逃れようとするものである。ギャラリーをはじめとする流通にはのらないし、美術館からはかけはなれたところにある。しかしこのような美術制度とコミュニティアートの関係づくりは今後どうしていったらいいのかを具体的に考えないといけない。ある程度関わっていくべきなのか、あるいは逆に関わらない方がいいのか。
・ 他領域の立場でアートを考える人に対して、「ああ、もう!あんたはアートをなんだと思ってるの!」と言いたくなることがあるが、そのもどかしさを明確にすること、気をつけなければならないことは何かを他領域の人に伝えていくこと。(いろいろな立場の人から取り上げられること自体は喜ばしいことであるはずだから、それによってアートが形骸化するという最悪の事態をさけるよう、努めなければならない)
大学院ではこんなことをすべきなんかな、主に。

おわった

卒論終わりました。
いろいろとギリギリでした。
あと一本電車に乗り遅れていたら留年するところでした。
さらに、友人S氏に会えなければ留年しているところでした。
これからの人生彼をあがめていきたいと思います。
ふう……


提出した夜は飲みあるき、今日はふらりと広島にいってきました。
夜行バスに間に合う最終電車に乗り遅れ、タクシーを使うはめになり、バスの中では隙間に眼鏡を落としてとれなくなり、なぜかこの日に限って冷え込む雪の日で、お気に入りのブーツは傷つき、デジカメの充電ができてなくて写真は撮れず、私が使おうとしたロッカーだけ鍵は壊れてるし、電車の一日乗車券を買ったのになくすし、いりもしないぬいぐるみのゲームに魔がさしてお金使っちゃって電車賃なくなるし、なんかこれからの一年分の「プチ不幸」をもうすべて先取りしたのだろうかと思うような、いやな感じの旅行でした!!
最後、帰りに駅から家までの最終バスにジャストで間に合い、「意外と旅の締めくくりはラッキーじゃないか!!」と思ってたら、家族にお土産で買ったもみじまんじゅうの袋をどっかに落として帰ってました。フンガ!!!!!


いやまあそんなことはどうでもよく、目的は広島市現代美術館、蔡國強展でした。
ねえさんにお薦めされたので、何をやってるかも知らずにとりあえずいってみた。ら、とてもよかったです。とくに火薬ドローイング「無人の自然」、45メートルにもおよぶ、一見水墨画のようなおもむきの絵ですが、(実際は火薬を爆発させた焦げ跡で描かれている)、半円形の巨大な器に、さながら湖のように水を張り、それを取り囲むようにそびえておりました。私はここに行く前に厳島神社にいったのですが、まさにそこで見た風景がよみがえり、たまたま水の中に立っていた二本の柱が鳥居に見えてきて、むしろ絵の方は後退して柱を引き立てているのではないかと思うくらい、なんと言いますか…絵というよりも、雄大な、風景そのもとのなっていて、制作過程は激しい爆発、それでしかないのに、それによって出来上がった作品は静かな幽玄さを持っていて、堂々とした姿でした。それ以前に作られたプロジェクトイメージのドローイングも展示されていて、そっちは「ふーん」という感じだったのが、「無人の自然」ではそれ自体が一つのプロジェクト、彼が自分の表現をこの作品によって手に入れることができたのだとも思える、そんな感想を持ちました。
あと今回の展示期間中に行われた火薬プロジェクトの記録にもわたしは衝撃を受けました。原爆ドームのそば、青空の上空に黒い花火(?)が燃え上がり、黒い雲を作って、それが本当に美しく平和な空の上にじわじわと広がっていくから、、、忘れることができません。実際に見たかった。
これまでのプロジェクトのドキュメントもすごかった。豪快すぎてはんぱねーっす。
あと宮島で食べた焼きガキと揚げもみじまんじゅうがありえないほどおいしかったです。


いや、三日くらい布団で寝てないから眠くて文章がおかしいですね、覚え書きと言えどもっとちゃんと書ければいいのに…。この旅がぐだぐだだったのも注意力散漫のためだ。もう寝よう