金沢とダンスと缶詰合宿


9日に金沢に行ってきました。金沢駅〜金沢芸術村〜兼六園金沢21世紀美術館と、全部徒歩で移動した。ヒールだったから足が棒になったw
目的は、21美でのシンポジウム「都市を刺激するアート」に行くことでした。どうしても聞きたかったのよ〜
ベネッセで直島の家プロジェクトなどを手がけ、現在21美の館長である秋本氏、アーカスプロジェクトのディレクターの遠藤氏が主な目的だったけど、他にもカルティエ財団でキュレーターをしていた方や、韓国のキュレーターの方などなど・・各地のアート事情が聞けてかなり勉強になった。
なんというか・・すごい人ってたくさんいるものだ。
あと、日比野さんのプロジェクトが終わる前に一回行きたいと思ってたからよかったわー><★


13日は京都芸術センターでDANCE×MUSIC!のフォーラムと公演の制作手伝い。
10時半集合で、チラシセットを作ってセンター内の設営(案内板・受付・グッズ販売コーナー設置など)、観客設営をやって、14時〜リハーサル、16時〜フォーラム、その後フォーラム会場を撤収して18時半から公演受付、19時公演スタート、21時終演後22時半まで片づけ。
制作現場を丸一日手伝える機会はこれまでなかったから、JCDNに手伝いに入ってホントに良かったわ。。
公演のなかでダンサーが使うものを作ったり片づけたりする機会もあります。前回はベッドの裏を花で埋め尽くしたりw今回のイベントでは、公演のなかでダンサーが林檎を食べ散らかすというシーンがあったので、休憩時間に飛び散った林檎を片づけるはめに!笑
いや〜舞台芸術って面白いなぁ。


14〜16日は、大学の学生部主催「市民社会におけるリーダーシップ育成支援プログラム」に参加。
21人の3回生がメンバーでした。(まぁ4人は知り合いだったが。)
兵庫の山奥の施設に閉じこもり、朝から夜中まで議論しかしてなかったw
テーマはドナーカード(生と死)、対話、女性の社会進出、未来の新産業、大学のこれからのビジョンとか、いろいろ。
さすが同じニオイを嗅ぎつけてきた人らとあって、みんなキャラ濃いしいろんなことを考えてる人ばっかりやった。
あと、企業の人も学生部の人たちもみんないい人すぎwww
四月末にまた集合する予定です。あと企画もやろう!って言ってる。なかなか楽しみじゃ。


あたしはけっこう大学の三年間でいろんなものを見たり、知ったり、人の話をいかにうまく引き出し企画に還元していくかとか、チームマネジメントとか、そういうものを鍛えることを意識していたけど、発信力がまだまだ持ててないなと思った。
自分の考えかたや、思ったことを相手に知ってもらおうとすることがもっと必要だ。あたしはこの合宿にいたみんなよりも、自分の意見を発信したいという思い自体が弱いなと思った。自分のことを知ってもらいたくないとか、自己アピールが強いことを格好悪いとか思っているんだよ。それはなぜかと突き詰めていくと、自己否定が強いからなんだよなぁ・・。たぶんまわりの人に自分自身をわかってもらっても、否定されるだけだと無意識に思っている。過去にそういう経験をしているから今もそうだと思ってしまう。でも、わかってもらおうとすること、自分の価値観と他人の価値観を混ぜ合わせることをしないと、イノベーションは生まれないということを学習しているし、社会人として必要な能力だと思うから、なんとか変えていきたいと思う。自分の潜在意識から変えていかなきゃいけないなんて・・困難すぎる。
でも大学の間に変えてこれた部分もたくさんあるから、引き続き頑張る。もっと自分自身を肯定できるように。
あと、ストーリーテーリングの手法を教えてもらって、そこで要求されてることが就活の自己PRとまったく一緒だったからびっくり!なるほど物語として自分の経験と考え方を人に語ることが、共感を呼びやすいということを実感した。。けっこうあたしは抽象化、一般化しようとする癖があることがわかった。いけないいけない・・・


あたしは社会でなんかもっと、色々なものを知りたいと思っていて、だからアートの世界だけに閉じこもっていたくはない。だって他に面白いことが沢山あるはずやのに、知らないのってもったいないもの。とりあえず今は社会人としてもっといろんなものを見て、経験したいとつよく思います。
(これって、高校生のときに大学に進学しようと思った理由と一緒だなぁ・・・笑
高校のときは絵ばっか描いてて、もっといろんなものを作るにはいろんなことを知ることがいるだろうと思って大学受験を志したのよ。今は絵をあんま描けてないけれど、ペンを握る意外にも自分を描く方法を沢山知って、魅了されている状態なのだ。それが良いことか悪いことかはわからないけど・・取り敢えず楽しんではいる。)